kanegae_blog: movie アーカイブ

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HACHI 約束の犬

ハチ公物語、これは名作。

HACHI 約束の犬、これも名作。

単なるハリウッドリメイク映画とは違い、日本映画への敬意を払って製作されているのが伺えたような気がしてとてもよかった。

ストーリーは相変わらずシンプルなのに、本当泣ける映画だと思う。劇中で流れる音楽も良くて、その音楽が感動を誘ってたような気がする..。

ただ1カ所だけ残念な日本語のシーンがあったが、それでも最後は温かな気持ちで見終わり、心地良かったので、いい映画にしてくれてありがとうと言いたい。(笑)

うん、そんな感じ。






today's best music

トゥルーへの手紙(A Letter To True)/ Bruce Weber

たまに聴きたくなるサントラ。Disk1の11曲目が好き。

20世紀少年

浦沢直樹の作品で一番好きなのはMONSTER

そんなMONSTERよりも最初面白いって思っていた20世紀少年。

ただ20世紀少年に関しては、ぐだぐだになってきて結局読むのをやめた。

友達の正体も分からないまま..




でも、友達の正体は気になっていた。

ハットリくんのお面だから服部.. 間違いないって思っていた一人だったし..




で、どうせ面白くないよって言いながらなんだかんだで観ていた映画 20世紀少年

浦沢直樹の代表作YAWARA!の最終回と同じぐらいのすっきりした終わり方を期待しつつ...

個人的な意見だが、毎回映画自体の時間がとにかく長いと思ってしまう。約2時間半はやっぱりキツいよって思ってしまうし、もっとスピード感ないのかなって思っていた。




ただ今回の最終章に関しては、そんなに長いとは感じなかった。

きっと友達の正体も分かり、やっと長年のもやもやも晴れたからだろう。

友達の正体に関しては賛否両論だろうが僕は納得。それにエンディングも上手くまとめてあって、納得のいく終わり方で観てよかったって満足できたし..




なんだかんだ言いながら3部作観てきたけど、結局最後よければすべて良しで面白かった。
それくらい最後の終わり方がよかった.. と思えた。

うん、そんな感じ。

プール

かもめ食堂」「めがね」に続く本日公開の映画...

監督がちがうみたいですが、相変わらずの世界観。

好き嫌いが分かれる映画だとは思いますが、僕は好きですこの感じ。




これといって大きな事件、波乱もなくは話は進んでいく...

でてくる食べ物が、どれも美味しそうだったり...

家具やファッションが逐一かわいかったり...

出演の人達がひと味もふた味もあったり...




面白いか面白くないかギリギリで、でも見終わったら何か心に残るものがあったり、何かを感じたりし、やっぱり面白いみたいな..

そんな世界観が大好きです。

帰りに売店で思わず、あまりにもかわいかったので白山陶器製の豆皿三枚セットを買って帰ってしまった。裏が白山ではなくプール商会になってたりします。

まさか映画館でお皿を買うなんて..(笑)




あと映画館にあったチラシの裏が、さよからお母さんへの手紙(さよが帰国してから書いた手紙)になってて、劇中では描かれていない事なので上手いなって思った。

なので映画館で見終わった後、チラシを手に取ってみた方が良いと思う。

その文章に改めて癒されます。

そして僕はこう思うのです。きっとあのチラシの裏が、ある意味エンディングだと...。

http://pool-movie.com/

好きな映画を好きって言ってくれる人とは... Part.2

前回、書き忘れていたのも含めて...。


アイデン&ティティ:みうらじゅんの世界観がちょっと分かるような気がする。
あの夏、いちばん静かな海。:真木蔵人と北野映画、それに久石譲。
アメリカン・ギャングスター:デンゼル・ワシントンの善人な悪役。
アメリカン・ビューティー:シリアスなコメディー。
いのちの食べかた:ドキュメンタリーだけど、色々な見方があると思う。
いま、会いにゆきます:子供がいない人でも共感して泣けると思うので。
インサイド・マン:監督は以外な感じでスパイク・リー、さらりと観ても面白い。
インデペンデンス・デイ:見終わった後にスッキリするのでよいです。
イントゥ・ザ・ ワイルド:自然の風景の映像美、それにステキな台詞。
ヴァージン・スーサイズ:ソフィア・コッポラの初監督作品。
ウォーターボーイズ:矢口監督の作る映画は単純に面白い、中でもこれはダントツ。
エネミー・オブ・アメリカ:ジェイソン・リーの自転車のシーン。
エレファント:好き嫌いが別れる作品だが、映画の作り方とか単純に凄いと思う。
おくりびと:うまいんだよなぁ、困ったことに..山崎努の台詞。
オリヲン座からの招待状:大作ではないが、心に残る作品。
オールド・ボーイ:これ観て韓国映画は恋愛だけじゃないと思ったので。

画家と庭師のカンパーニュ:旧友との話、地味だけど心地良い。
KAMIKAZE TAXI:役所広司とか出ているのに以外と知られていない隠れた名作。
菊次郎の夏:久石譲の絶妙な音楽。
気狂いピエロ:年をとっていくたびに良さが分かる。僕はまだまだ..。
ギャラクシー・クエスト:スタートレックよりもこっちの方が好き。
キューブ :少ない出演者とセット、CGも少ないのによく出来てると思う。
グーグーだって猫である:グーグーの名前の由来。
蜘蛛巣城:黒沢伝説の中でも三船敏郎の弓矢のシーンは別格で凄いと思う。
グラン・トリノ:クリント・イーストウッドの映画では一番好き。
ぐるりのこと。:リリー・フランキーと木村多江の夫婦役、しっくりいってます。
黒い家: 大竹しのぶと西村雅彦の演技の怖さ。
K-20 怪人二十面相・伝:面白いのになぜもっと話題になっていないのか?と思う。
ゲーム:大掛かりな笑えないサプライズ。
GO:窪塚主演の映画だと、Laundryも良いが僕はこっち。
コーヒー&シガレッツ:イギー・ポップとトム・ウェイツ。

殺人の追憶:何とも言えない後味の悪さ。
ザ・ビーチ:面白くないと思えば面白くないけど面白いと思えば面白い。
Samurai Fiction:お洒落な時代劇。
シザーハンズ:大人のおとぎ話。
シーズンチケット:サッカー好きな人なら絶対好きだと思う。
7月7日、晴れ:ドリカムの音楽。
69 sixty nine:やっぱり妻夫木聡のテンション高い役はハマっていると思う。
GINGA:フェルナンド・メイレスのサッカー・ドキュメンタリー。
シンドラーのリスト:観ないといけない真実。ある意味映画ではないような気がする。
スクリーム:何だかんだで続編が気になった映画。
好きだ、:宮崎あおいとギターの音楽。
ステレオ・フューチャー:出演している俳優陣みんな大好き。
スラムドッグ$ミリオネア:スラム街やゴミの山の映像も良いが、それ以上に内容が良い。
潜水服は蝶の夢を見る:エンドロールや不自由さを観る側にも体感させる演出。
それでもボクはやってない:笑えない冤罪の話。

タクシードライバー:嫌いな映画に入るような内容だが、映画史上に残る傑作。
ダークナイト:バットマン史上一番の会心作、ヒース・レジャーは最高。
ダージリン急行:おかしな3兄弟の旅行、トンチンカンな感じが大好き。
タロットカード殺人事件:スカーレット・ヨハンソンの今までにない感じが新鮮。
チェンジリング:母(アンジー)の諦めない態度や周囲の人達の行動に勇気をもらいます。
チーム★アメリカ/ワールドポリス:大人の人形劇。良い意味でバカだな..と思う。
天使の涙:これほど香港の町をかっこよく撮る監督もいないと思う。
天然コケッコー:日本の田園、海と山の豊かな情景、それに音楽。
ドゥ・ザ・ライト・シング:説明不要のスパイク・リー作品。
トニー滝谷:登場人物は静かにつぶやき、坂本龍一のピアノが静かに寄り添う物語。
トロン:ディズニー映画とは思えないので。

ナイトウォッチ:夜中に観たくはないユアン・マクレガー主演のサスペンス。
ナック:無名時代のジェーン・バーキン。
20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗:1と2は苦手だけど、これは面白い。
ニュー・シネマ・パラダイス:爽やかに描かれた感動作。
ノッティングヒルの恋人:エルヴィス・コステロのSheは反則。

バクダット・カフェ:文句なしに映画ファンをうならせる傑作。
バスキア:映画だけど、バスキアのファンになったので。
8mm:僕の中ではニコラス・ケイジの代表作。
HACHI 約束の犬:相変わらずシンプルな話なのに、感動してしまう。
バーバー:ブラックな内容。
パパラッチ:追い詰められていく悲壮感。
パラノイドパーク:ガス・ヴァン・サントの素晴らしい映像。
PARIS:様々な人達のパリの日常風景。
パンチドランク・ラブ:変なラブストーリー。
ビッグ・リボウスキ :ゆるい映画。
ひまわり:映画も好きだがそれよりもサントラの方が好き。
百万円と苦虫女:最後がちょっと納得いかないけど、でもなんか好きですこの映画。
ビューティフル・ルーザーズ:ドキュメンタリーだけどそう感じさせない面白さ。
評決のとき:人種差別が題材の裁判の話。
Vフォー・ヴェンデッタ:内容よりも映像やその世界観が好き。
フォレストガンプ:サントラが大好き。
ブタがいた教室:子供ができたら絶対観せたい映画。
普通じゃない:見た後ハッピーな気分になれるので。
フラガール:なんといってもラストシーン。
プランケット & マクレーン:内容も分かりやすく、スピード感もあるので観やすい。
プール:母への手紙がある意味エンディング。
ブロークン・フラワーズ:ビル・マーレイとジム・ジャームッシュ。
ベンジャミン・バトン 数奇な人生:娘がハガキ(父から娘への)を読むシーンが大好き。
僕らのミライへ逆回転:やっぱりジャック・ブラックは最高。
ホテル ビーナス:草薙剛の見方が変わったので。
ホノカアボーイ:監督が気になって観たけど、お洒落映画ではなくあじのある良い映画。

舞妓Haaaan!!!:クドカンの作品って苦手なのが多いけど、これは別。
魔女の宅急便:嫌いな人はいないと思う。
マッチポイント:ダメだと分かっていても、ついつい危険を冒してしまう男心。
真夜中のカーボーイ:爽やかな音楽で始まり、哀しい結末。
モンスターズ・インク:映画館で観たからかもしれないがピクサーの中では一番好き。

ゆれる:オダギリジョーと香川照之の演技。

ライフ・イズ・ビューティフル:ところどころにちりばめられているキラキラした感じ。
ライラの冒険 黄金の羅針盤:もう続きが観れないかもしれないので。
ラスト サムライ:真田広之は最低でも2回は死んでいると思う。
レミーのおいしいレストラン:CGじゃない方がよかったが、それでもやはり面白い。
ROCK YOU!:クイーンの音楽がぴったりで、観た後の爽快感。

私の頭の中の消しゴム:カップルで観るなら王道的な映画。

SOUL RED 松田優作

没後20年を迎える伝説の俳優、松田優作の最初で最後の公式ドキュメンタリー映画


ぶっちゃけると今まで探偵物語(テレビドラマ)ぐらいしかきちんと観た事がないような気がする。ないわけでもないのだが、ブラックレインは小さい頃に観た事があるぐらいだし、他の出演している映画は夜中にテレビでちょっと観た事があるぐらいで、勝手な印象なんですが映画の内容よりも松田優作の演技が凄いって思ってしまい、映画自体が面白いって思えた事がなかった。

特に小さい頃に観た、ブラックレインが悪役の人(松田優作)の事しか記憶になく、内容を覚えていなかったからそう思ってしまうのかもしれませんが..。


そんな感じの僕が観に行っても、楽しめるのか不安だったのですがびっくりするぐらい楽しめた。流されやすい僕は今更だが、松田優作という人をとても大好きになったし、これを機にきちんと映画を観てみようと思えた。

とりあえず、特に映画秘話も面白かった家族ゲームあたりから観てみようと思います。


あと余談だが、エンドロールに映像 Takagi Masasakatsuの名前があった事にもびっくりだったけど、初めて行った映画館の中洲大洋の狭さにもびっくりだった。

そして後の席の男の人が泣いてたのにもびっくりだったんですが、本当好きで、色々な事を思いだしながら観てるんだろうなぁって思えて、ちょっと羨ましかったような気がした。

うん、そんな感じ。


A Single Man

今発売しているブルータスにも載ってたトム・フォード初監督作品"A Single Man"

どうしても監督がトム・フォードなので、ファッションなどに目がいきそうそうですが、映像もキレイそうだし純粋に面白そうなので観てみたい。

とにかく楽しみだ。



ちなみに、ブルータスに書いてあったのだが去年観た映画の中で面白かったのは"潜水服は蝶の夢を見る"だったらしい..。


で、関係ないが僕が今年一番面白かったのは"グラン・トリノ"

映画の内容もよかったが、クリント・イーストウッドも歌うこの曲も最高。

http://www.youtube.com/watch?v=MItMDkc343M

http://itunes.apple.com/jp/album/gran-torino-feat-clint-eastwood/


最後にこれもあまり関係ないが、我が家にあるブルータスのSoaky Bottle。
何故か日の目を見る事なく、押し入れの中で眠ってます。(笑)

カールじいさんの空飛ぶ家

『モンスターズインク』の前に上映されたショートフィルム『For The Birds』


http://www.pixar.com/jp


今回の「カールじいさんの空飛ぶ家」の前に上映されたショートフィルムも鳥の話でした。モンスターズインクの時もショートフィルムを観ながらワクワクしたものです。

そしてモンスターズインクを見終わった後に、これよりも面白いアニメを映画館で観ることはもうないだろうな.. て思ったんですが、カールじいさんの空飛ぶ家も同じぐらい面白かった。モンスターズインクの監督だったので、期待もしてたのでこんなにも満足できたのは本当によかった。(映画って期待しすぎると面白くないことが多々あると思うので)

ちなみにモンスターズインクは、採点がかなり厳しい『松本人志のシネマ坊主』で満点に輝いている数少ない作品の一つでもあります。



宮崎駿監督が、

"実はボク、「追憶のシーン」だけで満足してしまいました。
追憶と同時に「古い夢」と「新しい夢」を描いていくこと。
それが面白かったですね。"


まさにおっしゃる通りです。本当こんな感じだったし、単純に面白かった。

それに、今話題の3D上映で観たから映像が凄くて、映画を見てるのではなく何か遊園地のアトラクションを楽しんでるみたいで楽しかった。

本当冗談なしにカルチャーショックですよ、3D。

「観るのではない。そこにいるのだ」本当この言葉嘘じゃないと思えます。
あまり興味がなかった23日から始まる「アバター」も3D上映なので見に行こうと思う。


3Dで見る映画は、もしかしたらもう映画じゃないのかもしれませんね。

なーんてねっ。(笑)


あと、キュビークラフト・ドットコムにもいつの間にかあるんですねカールじいさん。
昔アンパンマンとかあったと思うんだけど、気のせいかな..!?
それとも僕が探せないだけかな..!?


http://www.cubeecraft.com


"子どもに夢を与えることは映画の重大な仕事の1つですね。"

よく見るギズモード・ジャパンに"Pixarが叶えた少女の最後の願い事"っていう題で、昔カールじいさんの空飛ぶ家の記事で書いてあった一文。
http://www.gizmodo.jp/2009/06/pixar.html

ちなみにギズモード・ジャパンには昔こんな記事も書いてありました。
ディーター・ラムスとジョナサン・アイブ"実は60年代のBraun製品が、Appleの成功のカギを握っていたらしい!?"
http://www.gizmodo.jp/2008/01/60braunapple.html

ジュリー&ジュリア

30歳を目前にし思い通りにいかない人生にいらだつ彼女は、何か新しいことを始めようと思い、1960年代に主婦のバイブルといわれたジュリア・チャイルドの『フランス料理の達人』にある524皿を一年間ですべて作るというブログを作り、新しい挑戦を始める。

現代のジュリーの物語と、フランスで料理に目覚めて本を出すまでのジュリア・チャイルドの物語が交互に展開されていく.. という本当に実在した2人の女性の物語。

http://www.julie-julia.jp/

ニューヨークにあるDEAN & DELUCAのマーケットやスタッフも登場してくるので、やはり料理の盛りつけやキッチンが絵になります。でも、単なるお洒落映画じゃなくきちんと話もできているので面白いし、色々考えさせられる作品でよかったです。それにブログを書いてる人は共感できる部分があったりして楽しめるのではないのかな..!?



先日まで発売していたPenの男の料理特集。
1冊まるごと簡単レシピ集ってだけあって、色々な料理のレシピが載っててよいです。

その中から作った鯛茶漬け。
今まで、お茶漬けはわさびで食べるものって思ってたけど、柚子胡椒で食べるこの鯛茶漬けは、だしと柚子胡椒の相性がよくてとっても美味いです。そして柚子胡椒で食べるお茶漬けが癖になります。




この時期しかクリスマスソングは聴けないので、最近よく聴いてるクリスマスソング。
べたべたなものはあまり聴いてませんが、よく聴いてるのはこんな感じの曲を...
なかには、全然クリスマス関係ない曲もありますが..。

一番のお気に入りは、最近知ったコクトー・ツインズの"FROSTY THE SNOWMAN"

http://kanegaetakanori.com/christmas

AVATAR

内容はあまり期待していなかったけど、思ってた以上に面白かった「アバター

..ていうか、大満足。


文句なしの3D体験。

何も言う事ないです。

ジェームズ・キャメロン監督、やっぱり凄いですね..。



today's mellow music

1月20日発売の新しいアルバムが待ち遠しいコリーヌ・ベイリー・レイの新曲。




Corinne Bailey Rae / The Sea

WHERE THE WILD THINGS ARE

モーリス・ センダックの絵本の映画化のオファーを「昔から読んでいるファンの一人である自分が、映画化してぶち壊したくない」という理由で2度断り、3度目のオファーで遂にオファーを受け入れることにし、それから公開するまでに5年半の時間を費やしたスパイク・ジョーンズの最新作「かいじゅうたちのいるところ


内容もさることながら、台詞もわずかな絵本のストーリーを2時間の長篇映画にした事や劇中でながれる素晴らしいサウンドトラックなどなど、どれもこれも素晴らしかった。

何年も前から期待してた映画だったので、期待しすぎて面白くなかったらどうしようとか思ってましたが、そこはさすがスパイク・ジョーンズ。

スケートビデオからミュージッククリップ、TV番組、CMを経てハリウッドへと飛び出した異彩な経歴はダテじゃないです。でも、長篇処女作の「マルコビッチの穴」は僕にはいまだに理解不能ですが..(笑)

スパイク・ジョーンズという人を知ったのは多分遅かった方だと思う。そんなに詳しく知らなかった僕がきちんと知るきっかけを作ってくれたのが、今はなき雑誌「リラックス」



スパイク・ジョーンズだけではなく色々な事をこの雑誌を通して好きになった。今の好きなものを形成しているのはこの雑誌の影響が大きいと思う。それくらいこの雑誌が大好きだった。雑誌の内容もさることながら、この雑誌で使われる文章が面白くて大好きだった。食べ物特集号で、表紙に "この特集では食通になれません。" って書いてあったり、背表紙の言葉がよかったりと...

"何かをいいと思う理由が他人の目ではなく、きちんと自分の中にあるキミに捧げます。"
"誰がデザインしたかではなく、どんなカタチをしているかを見ましょうよ。"
"どこにも属さないことに不安を感じないような芯の強さと軽さを持てたらいいね。"
"海辺に行ったら裸になろう。裸が無理ならビキニになろう。なってくださいね。"
"優しくて、おおらかで、移り気で、意地悪で、芯の強いキミに捧げます。"

などなど..


たわいもないことなのでしょうが、そんなリラックスが大好きでした。




去年ながれてたソフトバンクのブラピのCM。監督はスパイク・ジョーンズ。
このブラピのシリーズ、ウェス・アンダーソン(ダージリン急行)やデビッド・フィンチャーなど凄い監督達が手がけているので好きでした。

復活しないのかな!? このシリーズ。

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