フランシス・フォード・ コッポラの孫娘、ジア・コッポラが長編初監督を務めた「パロアルト・ストーリー」を鑑賞。KBCシネマで公開待機作品になってると思ってたらDVD発売。なのでiTunesでレンタル。
映画は良くも悪くもソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」みたいな世界観。
僕は好きな映画でした。
ただ歳をとったのか昔ほど楽しめない。
やっぱり見てて若いなーとか思ってちょっと引いて見ちゃいますね..
でも、映像や音楽はお洒落です。
なかでも、この曲が一番良かったな。
フランシス・フォード・ コッポラの孫娘、ジア・コッポラが長編初監督を務めた「パロアルト・ストーリー」を鑑賞。KBCシネマで公開待機作品になってると思ってたらDVD発売。なのでiTunesでレンタル。
映画は良くも悪くもソフィア・コッポラの「ヴァージン・スーサイズ」みたいな世界観。
僕は好きな映画でした。
ただ歳をとったのか昔ほど楽しめない。
やっぱり見てて若いなーとか思ってちょっと引いて見ちゃいますね..
でも、映像や音楽はお洒落です。
なかでも、この曲が一番良かったな。
マット・デイモンとガス・ヴァン・サントが脚本家兼主演・監督として三度目のタッグ。
改めて、ガス・ヴァン・サントが撮る映像は本当キレイと思わされた。
途中まで感情移入できなくて、あー失敗したなって思ってたけど途中から信じられないぐらい面白かった。音楽、映像は最初から最後まで終始よかったのはあるのですがやっぱりここぞという時の台詞。
凄い心に突き刺さった。最後も予想できてたけどそれでも凄く感動できたし気持ちのよい終わり方。
これは絶対映画館でみる映画。じゃないと面白さが半減しそう。
劇中で流れる音楽をあの音量できかないとダメな気がするし、きっと映像の凄さも伝わらない。
そしてこれを面白いって思わない人とは絶対仲良くなれない..(言い過ぎかな)
でもそれくらい見終わった後に興奮したし、本当もう一度映画館でみてみたいって思った。
うん、そんな感じ。
スパイク・ジョーンズ(Spike Jonze)監督の「her / 世界でひとつの彼女」
とにかく映像の綺麗さに終止やられっぱなしでした。本当キレイ。
オフィスの絵とかもカワイイし、インテリアや家具とかもね..
それに元妻役のルーニー・マーラ(さん)の可愛さは半端なく、途中外で一緒に食事するシーンがあるんだけどその時のルーニー・マーラの可愛さの破壊力。半端ない。まぁ他のシーンも半端なくカワイイのですが、ソーシャル・ネットワークで初めて見た時以上の衝撃です。
個人的な意見ですが、最近ブレードランナーを見返していたので妙になぜか話がかぶった。
でも、全然違う話なんですけどね..
この映画もブレードランナーに負けず劣らずの名作だと思います。
あと音楽もステキ。
特にエンディングロールで流れるこの2曲。
1番好きな映画は?
たくさんありすぎてとても1本には絞れないが、頑張ったら10本ぐらいには絞れるような気がする。
まぁ、その時の気分で変わったりするかもしれないが、必ず入る作品が何本かある。
で、そんな作品の一つを久しぶりに観た。
マイケル・ウィンターボトム監督の最高傑作と言われている1999年制作のイギリス映画
Wonderland / ひかりのまち
内容は、週末のロンドンを舞台に、ある家族を軸に展開する人間関係を淡々と描く話。
ありのままのロンドンを撮りたかったというだけあって、エキストラを一切使わず、手持ちカメラでの撮影にこだわり、全てロンドンの街で撮影され、照明、セット衣装、小道具は一切使わず、現場では常にスタッフ2、3人だけという徹底振りで作られた映像は、これまでのどの映画にもなかったロンドンの街がそのまま切り取られたかのように描かれています。
..と言っても、僕はロンドンに行った事はないですが(笑)
サントラは、マイケル・ナイマン。
ピアノレッスンのサントラを手掛けた人なんですが、この映画でも彼が手掛けた音楽は絶大な効果を成していて、どの音楽もドラマチックで胸に染み入ってきます。
サントラも本当に聴いてほしいと思う1枚です。
初めて観たのは20代前半の頃でしたが、それから何年も経っても色褪せることのないこの映画が大好きだ…
と久しぶりに観て再認識させられた。本当に素晴らしい映画だ。
あと、あまり関係ないがイギリス繋がりで…
今まできちんと見た事なかったけど、今日見てて面白さが分かった。
解説者が言ってたけど、日本カーリング史に残る名勝負。
どうりで面白いわけだ。
でも一番よかったのは、解説者が熱くて、
“イエス!イエス!イエース!”や”よし!よし!よぉーし!”
と叫んでいるのが微笑ましくてよかった。
氷上のチェス、ルールが分かったら面白くて侮れないですね。
最近観たこの映画も、スポーツ繋がりですが面白くてよかったです。»
うん、そんな感じ。
モーリス・ センダックの絵本の映画化のオファーを「昔から読んでいるファンの一人である自分が、映画化してぶち壊したくない」という理由で2度断り、3度目のオファーで遂にオファーを受け入れることにし、それから公開するまでに5年半の時間を費やしたスパイク・ジョーンズの最新作
「かいじゅうたちのいるところ」
内容もさることながら、台詞もわずかな絵本のストーリーを2時間の長篇映画にした事や劇中でながれる素晴らしいサウンドトラックなどなど、どれもこれも素晴らしかった。
何年も前から期待してた映画だったので、期待しすぎて面白くなかったらどうしようとか思ってましたが、そこはさすがのスパイク・ジョーンズ。
スケートビデオからミュージッククリップ、TV番組、CMを経てハリウッドへと飛び出した
異彩な経歴はダテじゃないです。
でも、長篇処女作の「マルコビッチの穴」は僕にはいまだに理解不能ですが..(笑)
スパイク・ジョーンズという人を知ったのは多分遅かった方だと思う。
そんなに詳しく知らなかった僕がきちんと知るきっかけを作ってくれたのが、今はなき雑誌「リラックス」
スパイク・ジョーンズだけではなく色々な事をこの雑誌を通して好きになった。
今の好きなものを形成しているのはこの雑誌の影響が大きいと思う。
それくらいこの雑誌が大好きだった。雑誌の内容もさることながら、この雑誌で使われる文章が面白くて大好きだった。
食べ物特集号で、表紙に “この特集では食通になれません。”
って書いてあったり、背表紙の言葉がよかったりと…
“何かをいいと思う理由が他人の目ではなく、きちんと自分の中にあるキミに捧げます。”
“誰がデザインしたかではなく、どんなカタチをしているかを見ましょうよ。”
“どこにも属さないことに不安を感じないような芯の強さと軽さを持てたらいいね。”
“海辺に行ったら裸になろう。裸が無理ならビキニになろう。なってくださいね。”
“優しくて、おおらかで、移り気で、意地悪で、芯の強いキミに捧げます。”
などなど..
たわいもないことなのでしょうが、そんなリラックスが大好きでした。
去年ながれてたソフトバンクのブラピのCM。監督はスパイク・ジョーンズ。
このブラピのシリーズ、ウェス・アンダーソン(ダージリン急行)やデビッド・フィンチャーなど凄い監督達が手がけているので好きでした。
復活しないのかな!? このシリーズ。
日曜日に観た映画「 潜水服は蝶の夢を見る 」
あまりにもいい映画だったので、他に言葉がみつかりませんが、本当に観てよかったと思える映画でした。
20万回の瞬きで自伝を綴った奇跡の実話のお話。
ジャン=ドミニク・ボビー、42歳、子供3人、女性ファッション誌「ELLE」の編集長。
愛し、愛され、人生を謳歌する毎日が、ある日突然、終わりを告げる。
唯一、動くのは左眼だけ。
瞬きがあなたの言葉です。”はい”は1回。”いいえ”は2回。
この悲しみを表す言葉はない。
小さな体を抱きしめることもできない。
自分の中に残された”人間性”にしがみつけば、生き抜ける。
僕はもう自分を憐れむのをやめた。僕には自由な想像力と記憶がある。
僕は生きている。話せず、身体も動かないが、確実に生きている。
僕は重い潜水服を脱ぎ捨て、蝶のように飛び立つ。