大福茶

ここ数年の正月の定番は一保堂の大福茶。

大福茶(おおぶくちゃ)
天歴五年(九五一年)平安の都に悪疫が流行した時に六波羅寺の空也上人が大変心配なされ、観音菩薩をつくり、車にのせ、自らこれを引いて洛中を廻られました。その折、観音にお供えしたお茶を病者に施されたところ平癒する者が非常に多く、やがて疫病はおさまったという事が伝えられています。
それ以来この功徳にあやかる意味をもって、時の村上天皇は、毎年正月元旦に王服茶つまり王服、大服、大福、と発音が相通ずるためにいつしか縁起のよい大福茶となって今日まで伝えられています。
「本邦正月元旦鶏鳴に早起し・・・・ 碾茶の中に梅干し一個入れて飲む、よんで大福と称してこれを祝う。福、服、和訓通じ叶うの義なり、此れ本邦王より庶民に至るまで歳初の佳例となす」
元禄九年「本朝令鑑」より

一年中の邪気を払い新年を祝福する縁起のよい大福茶。
一保堂の大福茶は選りすぐりの上等な柳(番茶の一種)に炒ったもち米玄米を混ぜたお茶で、この時期しか買えない玄米茶。
小梅を一つ入れて飲むと美味しいので大好きです。

あと毎年太宰府にお参りに行くので、梅ヶ枝餅も正月の定番。
昔はどこが美味いとか気にしなかったのですが、かさの家の梅ヶ枝餅が一番好きです。

あと、今年はタカチンに連れられタカチンの行きつけの山へ初日の出を見に..

太宰府から近い山で、頂上まで40分ぐらいで上れる山だったのでそんなに期待してなかったんですが、頂上にはたくさん人がいてびっくり.. 

しかも頂上では日の出が見れないと聞いて2度目のびっくり..

てな感じで、頂上から少し下山し脇道から外れたとこを進んでいって、穴場的な場所に到着。
その穴場的な場所には10人ぐらいしかいなくて、頂上にいた人達は何を見るのかと思い、3度目のびっくり。曇ってたので、見れるか心配だったけど、そんな穴場的なスポットでがっちり初日の出を確認。

まぁ、こんな感じで今年の正月も始まり、今年も宜しくってな感じです。(笑)