大徳寺 DAITOKUJI

『あなたの好きなお寺は?』と訊ねると多い答えが『大徳寺』だそうです。
寺好きには有名な大寺院。

広い境内には、20ヵ寺を超える塔頭や深閉とした参道があり、そのうち4ヵ寺が年間通して一般公開されています。その公開されているとこすべてに庭があります。楓に竹林、丸い苔山、白砂の海、雄々しい岩山。庭だけとっても四者見事に趣を分けています。

そしてマツモトマコト君一押しの場所でもあります。

もちろん、僕も訪れてみて大好きになり、大徳寺で1日過ごしました。
こんなにドキドキが止まらなく、とても長い1日は初めてでした。

大徳寺:龍源院

大徳寺:瑞峯院

大徳寺:大仙院(撮影禁止の為、入り口の写真)

大徳寺:高桐院

龍源院は凄すぎて言葉がでませんでした。『一滴の水が深く沈み、波紋を描く。それが大きな流れとなり大河となり海へと注ぐ。』だそうです。まさに優しい感じのする海でした。

瑞峯院は、龍源院とうってかわって荒々しい波が迫ってくるような感じでした。ぼんやり見るってな感じではなく、その波と対峙する事により何事にも動じない自分を見つけれたような気にさせてくれる不思議なとこでした。他にも十字架を表した庭もあります。

大仙院は千利休も愛した枯山水庭園があります。
そしてここの庭は盛り塩が二つあるような感じの庭なのですが、その盛り塩以外なにも無いのですが、その何もないのが逆に奥が深くついつい長居したくなる場所であります。ここで汚いものを洗い流したような気になりました。
ただ写真が撮れなかった事が悔やまれますが…。

高桐院は他のとことは一線をかくし、広大な竹林があり、まさに緑のベルベットのような苔があり、竹や楓があり、そのお陰で季節によって感じ方が違うんだろうなと思いました。『わびさび』という言葉を感じる事ができる場所でもありました。またちょうど空が曇ってたので、それが逆にいい感じでした。ちなみにここでは、庭をみながら抹茶も飲めます。粋な計らいであります。

で、僕の一番好きだったとこは一番最初に見た龍源院です。
でも、どこも甲乙付けがたい事は確かであります。。

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大徳寺:龍源院  大徳寺:瑞峯院  大徳寺:高桐院