WONDERLAND

1番好きな映画は?
たくさんありすぎてとても1本には絞れないが、頑張ったら10本ぐらいには絞れるような気がする。
まぁ、その時の気分で変わったりするかもしれないが、必ず入る作品が何本かある。

で、そんな作品の一つを久しぶりに観た。
マイケル・ウィンターボトム監督の最高傑作と言われている1999年制作のイギリス映画
Wonderland / ひかりのまち

内容は、週末のロンドンを舞台に、ある家族を軸に展開する人間関係を淡々と描く話。
ありのままのロンドンを撮りたかったというだけあって、エキストラを一切使わず、手持ちカメラでの撮影にこだわり、全てロンドンの街で撮影され、照明、セット衣装、小道具は一切使わず、現場では常にスタッフ2、3人だけという徹底振りで作られた映像は、これまでのどの映画にもなかったロンドンの街がそのまま切り取られたかのように描かれています。

..と言っても、僕はロンドンに行った事はないですが(笑)

サントラは、マイケル・ナイマン。

ピアノレッスンのサントラを手掛けた人なんですが、この映画でも彼が手掛けた音楽は絶大な効果を成していて、どの音楽もドラマチックで胸に染み入ってきます。
サントラも本当に聴いてほしいと思う1枚です。

初めて観たのは20代前半の頃でしたが、それから何年も経っても色褪せることのないこの映画が大好きだ…

と久しぶりに観て再認識させられた。本当に素晴らしい映画だ。

あと、あまり関係ないがイギリス繋がりで…

今まできちんと見た事なかったけど、今日見てて面白さが分かった。
解説者が言ってたけど、日本カーリング史に残る名勝負。
どうりで面白いわけだ。

でも一番よかったのは、解説者が熱くて、

“イエス!イエス!イエース!”や”よし!よし!よぉーし!”

と叫んでいるのが微笑ましくてよかった。
氷上のチェス、ルールが分かったら面白くて侮れないですね。

最近観たこの映画も、スポーツ繋がりですが面白くてよかったです。»
うん、そんな感じ。