トレイルランニング・トリップ

石川弘樹にこう書いてある。

僕は100マイルレースの中に”旅”の要素を感じている。
100マイル先まで走っていく旅。
見晴らしのいいピークで「あそこがゴールだよ」とはるか遠くを指さされると、うえー、あんなところまで行くのかと思うのと同時に、自分の足であんなところまで行けるんだ、という思いにもとらわれる。
それがレースでなければ、どうだろう。
キャンプ道具を持ち、寝泊まりをしながら長い距離を走っていくトレイルランニングだ。
僕はそれをトレイルランニング・トリップと呼んでいる。
(中略)
サーフトリップという言葉があって、これはサーフィンをするための旅である。
トレイルランニング・トリップも、トレイルランニングをするために旅をすることと解釈してもいい。北海道に走りに行ったり海外に走りに行ったり…。
この意味でなら、僕は一年中トレイルランニング・トリップを楽しんでいる。

そして僕の最近の旅は…

トレラン・トリップ #1
トレラン・トリップ #2
トレラン・トリップ #3

僕はまだまだちっぽけなランナーなので、五時間ぐらい山と向き合っただけでもねをあげてしまいそうになります。
そしてそんな僕はたった五時間でもトリップした気分に浸っています。
決まった走り方もなく、決められたスタイルもなく、自分の好きなスタイルでただ山を走り、純粋に楽しむ、そんなトレイルランニングが好きです。

そして旅から帰ってきた後に飲むビールが、格別にうまい。