kanegae_blog: 2010年1月 アーカイブ

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大福茶

ここ数年の正月の定番は一保堂の大福茶。


大福茶(おおぶくちゃ)

天歴五年(九五一年)平安の都に悪疫が流行した時に六波羅寺の空也上人が大変心配なされ、観音菩薩をつくり、車にのせ、自らこれを引いて洛中を廻られました。
その折、観音にお供えしたお茶を病者に施されたところ平癒する者が非常に多く、やがて疫病はおさまったという事が伝えられています。
それ以来この功徳にあやかる意味をもって、時の村上天皇は、毎年正月元旦に王服茶つまり王服、大服、大福、と発音が相通ずるためにいつしか縁起のよい大福茶となって今日まで伝えられています。

「本邦正月元旦鶏鳴に早起し・・・・ 碾茶の中に梅干し一個入れて飲む、よんで大福と称してこれを祝う。福、服、和訓通じ叶うの義なり、此れ本邦王より庶民に至るまで歳初の佳例となす」

元禄九年「本朝令鑑」より


一年中の邪気を払い新年を祝福する縁起のよい大福茶。

一保堂の大福茶は選りすぐりの上等な柳(番茶の一種)に炒ったもち米玄米を混ぜたお茶で、この時期しか買えない玄米茶。小梅を一つ入れて飲むと美味しいので大好きです。


あと毎年太宰府にお参りに行くので、梅ヶ枝餅も正月の定番。
昔はどこが美味いとか気にしなかったのですが、かさの家の梅ヶ枝餅が一番好きです。



あと、今年はタカチンに連れられタカチンの行きつけの山へ初日の出を見に..

太宰府から近い山で、頂上まで40分ぐらいで上れる山だったのでそんなに期待してなかったんですが、頂上にはたくさん人がいてびっくり.. しかも頂上では日の出が見れないと聞いて2度目のびっくり.. てな感じで、頂上から少し下山し脇道から外れたとこを進んでいって、穴場的な場所に到着。その穴場的な場所には10人ぐらいしかいなくて、頂上にいた人達は何を見るのかと思い、3度目のびっくり。曇ってたので、見れるか心配だったけど、そんな穴場的なスポットでがっちり初日の出を確認。



まぁ、こんな感じで今年の正月も始まり、今年も宜しくってな感じです。(笑)


AVATAR

内容はあまり期待していなかったけど、思ってた以上に面白かった「アバター

..ていうか、大満足。


文句なしの3D体験。

何も言う事ないです。

ジェームズ・キャメロン監督、やっぱり凄いですね..。



today's mellow music

1月20日発売の新しいアルバムが待ち遠しいコリーヌ・ベイリー・レイの新曲。




Corinne Bailey Rae / The Sea

WHERE THE WILD THINGS ARE

モーリス・ センダックの絵本の映画化のオファーを「昔から読んでいるファンの一人である自分が、映画化してぶち壊したくない」という理由で2度断り、3度目のオファーで遂にオファーを受け入れることにし、それから公開するまでに5年半の時間を費やしたスパイク・ジョーンズの最新作「かいじゅうたちのいるところ


内容もさることながら、台詞もわずかな絵本のストーリーを2時間の長篇映画にした事や劇中でながれる素晴らしいサウンドトラックなどなど、どれもこれも素晴らしかった。

何年も前から期待してた映画だったので、期待しすぎて面白くなかったらどうしようとか思ってましたが、そこはさすがスパイク・ジョーンズ。

スケートビデオからミュージッククリップ、TV番組、CMを経てハリウッドへと飛び出した異彩な経歴はダテじゃないです。でも、長篇処女作の「マルコビッチの穴」は僕にはいまだに理解不能ですが..(笑)

スパイク・ジョーンズという人を知ったのは多分遅かった方だと思う。そんなに詳しく知らなかった僕がきちんと知るきっかけを作ってくれたのが、今はなき雑誌「リラックス」



スパイク・ジョーンズだけではなく色々な事をこの雑誌を通して好きになった。今の好きなものを形成しているのはこの雑誌の影響が大きいと思う。それくらいこの雑誌が大好きだった。雑誌の内容もさることながら、この雑誌で使われる文章が面白くて大好きだった。食べ物特集号で、表紙に "この特集では食通になれません。" って書いてあったり、背表紙の言葉がよかったりと...

"何かをいいと思う理由が他人の目ではなく、きちんと自分の中にあるキミに捧げます。"
"誰がデザインしたかではなく、どんなカタチをしているかを見ましょうよ。"
"どこにも属さないことに不安を感じないような芯の強さと軽さを持てたらいいね。"
"海辺に行ったら裸になろう。裸が無理ならビキニになろう。なってくださいね。"
"優しくて、おおらかで、移り気で、意地悪で、芯の強いキミに捧げます。"

などなど..


たわいもないことなのでしょうが、そんなリラックスが大好きでした。




去年ながれてたソフトバンクのブラピのCM。監督はスパイク・ジョーンズ。
このブラピのシリーズ、ウェス・アンダーソン(ダージリン急行)やデビッド・フィンチャーなど凄い監督達が手がけているので好きでした。

復活しないのかな!? このシリーズ。

The Wrestler

The Wrestler / レスラー

気になっていたミッキー・ローク主演の作品をDVDで鑑賞。

これは早く観るべき映画でした..

製作会社に反対され、製作費も削られ、最初わずか4館でしか上映されなくても...
「主演はミッキー・ローク」って譲らなかったアロノフスキー監督、56歳という年齢で他に出演した数々の現役プロレスラー達とまったく遜色ない肉体を作り上げ、見事な演技で復活したミッキー・ローク。エンディングを飾ったブルース・スプリングスティーンの曲。

男の美学、男の生き様を描いた映画。
世界中で54もの映画賞を受賞したのも納得できます。

この映画を観たら、二度と猫パンチの試合を馬鹿にする事はできないでしょう..。(笑)


映画もそうですが、MEN'Sにしか面白さが伝わらないかも!? なネタですが...

久保田のこの芸も好きですが、すかし漫才が好きでした。
最近全然観ないですが、大好きです。とろサーモン。


today's mellow music

Audioarts / Black x White

1曲目のHeadstart For Happinessがずっとループしてますが、ただいま聴き込み中。

            
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